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能登島ガラス美術館への再訪

先日、能登に帰省した。帰省といっても、もう能登には家がないのでただ家族に会いに行った。仮設住宅に暮らす祖母が、もう92歳になっていたことに驚いた。もう何年会っていなかったのだろう。

能登に行くにあたってどうしても訪れたい場所があった。「能登島ガラス美術館」である。小さい頃から毎年のように行っていた、大好きな場所だ。宇宙船のような不思議な建物に、現代ガラス作品が展示されている。

昨年2月に震災ボランティアで能登島の現地調査をしていたとき、私はガラ美に立ち寄った。当然ながら休館中であったが、どうしても無事か否かを確認したい作品があった。屋外に展示されている、横山尚人さん作『語らい』である。真っ先に向かうと、ビニールがかけられ「修理中」と貼り紙があった。ああ、それでも無事やったんや、と心から安堵した。

1年半以上経った現在、修理が完了していた。何よりも嬉しかった。改めて『語らい』が大好きなんだと再認識した。必ずまた、会いに行く。