能登島で出会った、印象的なガラス作品
私は、青い美術作品に弱い。なぜか、美術館でふと惹かれるのは青色のものが多い。そういう作品に出会ったとき、私はつい「こんにちは」と声をかける。共鳴するような感覚がするからだ。
例えば、九谷焼の陶工である人間国宝・三代徳田八十吉さんの作品を前にすると、魂を持っていかれそうになる。どうしてあんなに美しい青を生み出せるのだろう。
先日訪れた能登島ガラス美術館にも、青が印象的な作品があった。その名も『青の祈り2024』という。日本ガラス工芸協会主催「第16回 '24日本のガラス展」に展示されていた、山口浩二さん作である。
ああ、これはだめだと思った。やられた。撮影可だったため写真で持ち帰らせていただいたが、あまりにも神聖すぎて苦しさすら感じる。
いつかどこかに還る日が来るなら、こんな青の世界に還りたいと思わされる。